
名前(ニックネーム)

soe

何してる人ですか?

テレビ局営業マン

あなたのモットーを教えてください。

温故知新
何の為に僕らは新しいモノを生み出すのか。

人生に大きな影響を与えた一冊と、
その本に出会ったときの状況、その本から得たものを教えてください?

「MOMO」ミヒャエル・エンデ
イタリア・ローマを思わせるとある街に現れた「時間貯蓄銀行」と称する灰色の男たちによって人々から時間が盗まれ、みんなが心に余裕が無くなってしまった中で、
貧しいけれど友人の話に耳を傾け、自分自身をとりもどさせてくれる不思議な力を持つ少女、モモの冒険によって、奪われた時間を取り戻すというストーリー。
忙しさの中で生きることの本質を忘れてしまった人々に対する、警告的な意味合いも強い。
この作品は僕が小学校の頃、好きだった先生がくれた本。
今のこの歳になって、学校で勉強し、社会に揉まれ、酒を飲み、
周りの皆と同じ事をしていても抱く空虚感。
この気持ちは実はこの作品が示しているのかもしれない。
理解できない残酷な事や悲しい現実が起こりうる時代、
自分にとって「何が大切なのか」をそっと教えてくれる、
モモの存在を皆探しているのかもしれません。

なんでもいいので一番大好きな本と、その理由を教えてください

「深夜特急」 沢木耕太郎
そんなに有給を使って旅するまでの旅好きな性格ではないが、
新しい文化に触れることは自分にとって忘れてはいけない財産であり、この先の自分へのメッセージである。
この作品と出会ってから何か自分にとって新しい価値観が生まれたとき、なるべく具体的に文章にまとめる様になった。
「月のしずく」 浅田次郎
こちらはニューヨークに行った時、唯一持って行った本。
短編集だが、どの話も儚く切ない。
また常に日常の「誰にでも起こり得る」設定に自分が該当しないとは言い切れない。
大切な人を信じぬくこと、それこそが優しさなのかもしれない。
極寒のセントラルパークで読み、9.11の惨劇を見て痛感した。
「アンジュール」 ガブリエル・バンサン
人の想いは文章以外でも表せる。
この作品は全てがデッサンで仕上がっている、ある犬の話。
基本的にデッサンとは少ない線の中で表現しなければならない、
この作品は鉛筆のみで最小の線の中に犬の感情・想い・強さを
最大限表している。
子供の頃から美大出身の両親のもと、絵を何百枚も描いてきたが、ここまでのデッサン能力には今も驚く。
また文字がないので、言語や人種などを超越する表現方法が
「人と人をつなげる」ことになると思う。

こんな書店があったら行ってみたいと思うのはどんな書店?

書店で飲み食いできればいいとか、
コミュニティーの場所にする考え方は現状存在するものであり、懸命ではない。
「本を読む」という行為は大勢ですることではなく一人で行うことなので、その人がこの瞬間なにを感じたいか、学びたいかを「個」としてナビゲートできるかが新しい書店のキーワードだと思う。
簡単に言うと、皆で集まれば本は読まれず話してばっかりの
「たまり場」にするなら、一人の人に真面目に向き合って、
一冊ずつ貸していく方が本にとって幸せだと思う。
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評価:
ミヒャエル・エンデ
岩波書店
¥ 840
(2005-06-16)
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評価:
沢木 耕太郎
新潮社
¥ 420
(1994-03)
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評価:
浅田 次郎
文藝春秋
¥ 610
(2000-08)
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